2024/10/19放送の人生の楽園では栃木県さくら市にある『やまあおい(おそばと珈琲)』の主人、佐藤紀行さん(54歳)を取材。早期退職後、イチからそば打ちの技を習得し、そば職人になった物語。かつて警察署だった昭和レトロな雰囲気漂う白い木造のお店と手打ちそばへのこだわり。調査しました。
「やまあおい」は何処にあるの?観光地?
栃木県さくら市に今年7月『やまあおい おそばと珈琲』がオープンしました。このお店は旧奥州街道の本陣の場所で、明治時代に警察署になり、昭和5年に建てられた現在の建物は78年前まで『喜連川警察署』として使われていました。
栃木県さくら市は、店主の佐藤紀行さんの地元です。
街の駅本陣は、78年前まで『喜連川警察署』として使われていました。希少な建物です。
建物を眺めてもインスタ映えするはず。
「道の駅きつれがわ」は、地元の新鮮野菜や特産品を取り揃え、喜連川で愛されている飲食店が集結。「日本三大美肌の湯」のひとつ喜連川温泉は源泉かけ流しの露天風呂があります。
又、キャンプやBBQを楽しめる施設も併設してます。
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「さくら市街の駅本陣」又は「道の駅きつれがわ」を目印に出掛けて見て下さい。
「やまあおい」の店主「佐藤紀行さん」はどんな人?
『やまあおい』の店主、佐藤紀行さん(54歳)は、昨年そば打ちを学び、新米そば職人として働き始めましたが、営業中に天ぷら油の準備を忘れることやお客さんを待たせるなど、忙しさに追われています。
妻のあゆみさん(51歳)は、看護師としての仕事の合間にお店を手伝ってくれます。
紀行さんはさくら市出身で、地元の会社でエンジニアとして働いていました。看護師のあゆみさんとは飲み会で知り合い、半年後に結婚。
その後、アメリカでの生活が始まりましたが、育児に苦労したあゆみさん。その後帰国、さくら市に新居を構え、子育ての悩みも克服しましたが、紀行さんは仕事の忙しさやガソリンエンジンからのEV化など技術革新についていけず、悩んでいました。
あゆみさんから「やりたくないことはやめな」と言われて、紀行さんは会社を53歳で早期退職し、山登りを通じて新しい人生を考え始めます。ある時、美味しいそば店を訪れて「これがやりたい」と思い、横浜の有名そば教室『一茶庵』のプロコースで一から修行を行いました。
「やまあおい」の手打ちそばのこだわりは?
★店主の佐藤紀行さんが掲げたこだわり★
本日はやまあおいおそばと珈琲へようこそ。
当店のおそばのこだわりを紹介します。
提供に少しお時間をいただくので、ジジイの話を聞きながらお待ちいただければ、より美味しいおそばを楽しめます。
店主が自分が美味しいと思うものをお出しし、皆さんと共有したいと思っています。
そばへのこだわり。
やはり江戸っ子の食べ物ですから、二八江戸そばが最高です。地元の農家から仕入れた茨城県産の蕎麦を使用し、いがらっぽさを減らしています。製麺は提供日の午後に店内で行っています。
甘皮を挽きぐるみ、風味を感じていただけます。小麦粉も地場産を使用し、香りと味を追求しています。
敷地内の井戸水を使い、ミネラルの効果を考えています。江戸手打ちそばの手法に従っており、今後は十割粗挽きのそばも提供予定です。
天ぷら
本枯れ節を削り出汁を引きます (雑味を嫌い短時間で引き上げます)
特選醤油を火入れ、砂糖とみりんを溶かすので返しと言います 返しと出汁を合わせ少し火入れ、さらに焼棒でジュッです。 本味と日本酒を加えてキリっとさせその後、寝かせます。
・・・などなど、まだまだ続きますが、こだわりが半端ないです。
「やまあおい」おそばと珈琲はどんな店?
大正15年に建築された元喜連川警察署の木造建築で、大正期の警察庁舎です。
現存するものは、全国に数カ所しかないという貴重な建物です。
外観を見学させて頂くだけでも、観光地(名所)ですよね。
店内画像を並べてみました。古民家をリノベーションされて、喫茶コーナーは、アンティーク調にまとめて可愛いお店に仕上がっていると思います。
土産物を置いても良いかと思います。
「やまあおい おそばと喫茶」
お店のInstagramは こちらです。
「やまあおい」佐藤紀行さんまとめ
『やまあおい おそばと喫茶』この店名、凄~く悩んで考えて、決めたんだと思います。
おそばは、ご主人の佐藤紀行さん。喫茶店は奥様の佐藤あゆみさん。が店舗の切盛りを将来される様に考えられたんでしょうか?
外観からは想像できないお店の中。仕切り1枚で別のお店が出てくる。
奥様のあゆみさんが、ご主人に言った名言「やりたくないことはやめな」。
では。やりたい事は?・・・・それが形になったのがこのお店だと思いました。
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