2025年4月12日(土)18:00~テレビ朝日系列で放送された「人生の楽園」では、和歌山県印南町にある素敵なカフェ『Nico Cafe』と、そのオーナーである小鮒紀代美さんの物語が紹介されました。
海が見える絶景のカフェで、小鮒紀代美さんが夢を叶えるまでの道のり、そして地域の人々との温かい交流を、この記事で詳しくご紹介します。
Nico Cafe(ニコ・カフェ)オーナー小鮒紀代美さん

『Nico Cafe(ニコ・カフェ)』のオーナー、小鮒紀代美さんは、和歌山県田辺市の出身です。
2025年現在55歳の小鮒紀代美さんですが、その半生はまるで一本の映画のよう。
夢をあきらめず、少しずつ前に進んできた、素敵な人生を歩んできました。
高校生のとき、小鮒紀代美さんは1冊の雑誌でブリティッシュロックと出会います。
この音楽をきっかけに、彼女の心はイギリスの文化や音楽、暮らしに強くひかれていきます。
就職してからは、友人が経営するライブバーに通うようになりました。
そこで出会ったのが、スコットランド・エジンバラから来日していた英語講師、テレサさんです。
明るくて元気なテレサさんと意気投合し、25歳の時、なんと1年間の語学留学のためにスコットランドへ旅立ちます。
スコットランドでは、テレサさんと部屋をシェアして一緒に暮らしながら、たくさんの思い出を作りました。
特に印象に残っているのは、窓際の席でゆったりと景色を楽しむことができるカフェ。
そのカフェに通いながら、いつか自分もこんなお店を開きたい――そんな夢が心の中に生まれたのです。

ですが、帰国後は仕事に追われ、東京や大阪を転々とする日々。営業職などの仕事をがんばりながらも、夢は胸の奥にしまっていました。
しかし、50代を前にしたある日、その夢がふたたび心の中で光りはじめたのです。【画像は私のイメージです。】
たまたまテレビで見た和歌山県印南町の海辺の家に心を打たれ、現地を訪問。
『 窓から広がる海の景色に感動 』して、「ここでカフェをやりたい!」と強く思いました。そして思い切って仕事を辞め、大阪から和歌山へ移住。
2019年12月に『Nico Cafe』をオープンしました
Nico Cafe(ニコ・カフェ)は何処にあるの?
『Nico Cafe』があるのは『和歌山県印南町(いなみちょう)』という自然がいっぱいのまち。
印南町は、紀伊半島の南西部にあり、海と山に囲まれたとても美しい場所です。
大阪から車で約2時間ほど。ドライブにもぴったりな距離にあります。

この町は、のどかであたたかい雰囲気があり、のんびりとした時間が流れています。
都会のにぎやかさとはちがい、自然と心が通じるような、そんな場所です。

『Nico Cafe』は、その印南町の中でも特に海のそばにあり、まるで映画のワンシーンのようなロケーション。
目の前には青い海が広がり、海風を感じながらテラス席でゆったりと過ごせます。

地元の人はもちろん、遠くから訪れるお客さんにも人気のこのカフェは、『隠れ家のようなカフェ』としてSNSでも話題になっています。
お店の場所は、印南漁港のすぐそばなので、新鮮な海の空気を感じることができます。
また、お店のテラス席からは、太平洋の雄大な景色が一望でき、訪れる人々を魅了しています。

基本情報:
- 住所:〒649-1534 和歌山県日高郡印南町印南1242-6
- 営業時間:8:00~18:00(水~土)、8:00~16:00(日)
- 定休日:月・火曜日
- 電話番号:0738-68-9028
Nico Cafe(ニコ・カフェ)から見える海は絶景です
『Nico Cafe』のいちばんの魅力といえば、やっぱり目の前に広がる絶景の海です。
カフェのテラス席に座ると、どこまでも続く青い海と、水平線に沈む夕日が目に飛び込んできます。風の音、波の音、鳥の声――自然がつくり出す音のハーモニーに、心が癒やされます。

小鮒紀代美さんがスコットランドのカフェで感じた「ゆったりとした時間」を、この『Nico Cafe』でも感じることができます。
忙しい日々を忘れて、ただぼーっと景色を眺めるだけで、心がふっと軽くなるような、そんな時間が流れています。
この場所で過ごす時間は、スコットランド・エジンバラの風景ともどこか重なるような、不思議な気持ちになると言うお客さんも少なくありません。
異国情緒と日本の自然がまざりあった、唯一無二の空間です。
Nico Cafe(ニコ・カフェ)で評判の自家製スコーン
『Nico Cafe』で人気なのは、小鮒紀代美さんが作る自家製スコーンです。
スコットランドで食べたスコーンを思い出しながら、自分なりにアレンジしたスコーンは、外はサクサク、中はしっとりとしていて、お客様からも「美味しい」と評判です。

小鮒紀代美さんは、新しいスコーンを作るのが大好きで、地元の食材を使ったスコーンにも挑戦しています。
今回番組で紹介されたのは、地元のトマトを使ったドライトマトのスコーン。トマトの甘みと酸味が絶妙で、コーヒーとの相性も抜群です。
また、小鮒紀代美さんは、焼き立てのスコーンとコーヒーを持って、地域の人が集まる「年金広場」へ出張カフェを開きました。
地域の皆さんに喜んでもらい、今後は定期的に出張カフェを開きたいと考えています。
Nico Cafe(ニコ・カフェ) まとめ
『Nico Cafe』は、小鮒紀代美さんの夢と情熱が詰まった、素敵なカフェです。
スコットランドでの留学経験、そして美しい景色との出会いが、彼女の夢を形にしました。
自家製スコーンやコーヒーを味わいながら、絶景を楽しむ時間は、訪れる人々に癒しと感動を与えてくれます。
また、紀代美さんは、地域の人々との交流も大切にしており、カフェは地域のコミュニティの場としても親しまれています。
地元の食材を使ったスコーンを作るなど、地域との繋がりを大切にしているのです。
「人生の楽園」で紹介された『Nico Cafe』は、紀代美さんの温かい人柄と、美しい景色、美味しいスコーンが魅力のカフェです。
ぜひ一度、訪れてみてください。
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