木の匙(さじ)は指宿の絶景宿なんです!有機農家の浦野夫婦が営む癒される宿【人生の楽園に登場】

人生の楽園

2025年4月19日放送のテレビ朝日『人生の楽園』に登場したのは、鹿児島県指宿市の一棟貸し宿『木の匙(さじ)』この宿は、東京から移住してきた浦野敦(うらの あつし)さんと妻の良美(よしみ)さんが営む、海と山に囲まれた心癒される絶景の宿です。

浦野夫妻と息子が海の近くの道を歩く、自然に囲まれた家族のひととき

もともと東京で忙しい日々を送っていた浦野さんご夫妻ですが、敦さんの思い出の地指宿で「もう一度人生を見つめ直したい」と移住を決断。

有機農業に取り組みながら、自然とともに生きる暮らしの中で、宿『木の匙』を始めました。

この記事では、そんな心温まる家族の物語とともに、『木の匙』の魅力、そして指宿市の素晴らしさをたっぷりご紹介していきます。

とっても田舎です、生活してても、のんびり時間が過ぎていく。
都会で生活してる人には解らない田舎暮らしの良さが伝わって来そうです。

木の匙(さじ)の場所は?

基本情報

『木の匙(さじ)』があるのは、鹿児島県の南端に位置する指宿市(いぶすきし)

その中でも、観光地としても有名な「開聞岳(かいもんだけ)」のふもとに広がる「開聞川尻(かいもんかわしり)」という静かな集落にあります。

管理人のtoshiです。この記事を執筆する事になって初めて開聞岳の事を知りました。

凄く良い所だわ。【景観の良さは半端ないですね。】

指宿市の地図。宿『木の匙』は薩摩半島の南端です。

この地域は、山と海に囲まれたまさに自然の宝箱。

目の前にそびえる開聞岳は、「薩摩富士」とも呼ばれ、その美しい山容は訪れる人の心をひきつけます。

宿の場所からは、海と山のどちらも見えるという贅沢な景色。

 ※画像は木の匙(さじ)きのさじ Kino-saji 公式ホームページから引用しました。

まるで絵葉書のような景色の中にたたずむ『木の匙』は、まさに“絶景の宿”と呼ぶにふさわしい場所にあるのです。

  • 施設名:木の匙(さじ)きのさじ Kino-saji
  • 所在地:鹿児島県指宿市開聞川尻
  • 電話番号:080-1146-9571
  • その他:一棟貸し切り宿、自炊可能
  • アクセス:JR指宿枕崎線 西大山駅よりお車にて約5分
    『西大山駅は、九州最南端のJR駅なのです』
絶景宿『木の匙(さじ)』から見える開聞岳の風景

周辺の観光地

指宿市は観光地としても有名です。

開聞岳は「薩摩富士」とも呼ばれ、登山やハイキングが人気。

近くには天然砂むし温泉や、知覧特攻平和会館、長崎鼻、フラワーパークかごしまなど、家族連れやカップル、友人同士でも楽しめるスポットが点在しています。

木の匙を拠点に、指宿の自然や歴史、温泉文化を満喫する旅もおすすめです

道の駅山川港活お海道
かつお公社
レジャーセンターかいもん
ヘルシーランド露天風呂たまて箱温泉
砂むし会館砂楽

その他の観光SPOTは、「木の匙 公式ホームページ」へ

木の匙(さじ)のオーナーは農家

浦野敦さん、浦野良美さん夫妻

『木の匙』を営む浦野敦さん(49歳)と良美さん(48歳)は、東京・杉並区で暮らしていました。敦さんは商社マンとして働き、忙しい日々を送っていたそうです。

ですが、仕事のストレスが限界を超え、精神的にも体力的にも疲れきってしまった敦さん。

そんなとき、ふと思い出したのが、少年時代を過ごした指宿の海と山でした。

「このままではいけない」そう感じた敦さんは、思い切って人生をリセットする決断をします。

「指宿で暮らしたい、祖父の畑を受け継いで農業をしたい」という願いを、妻・良美さんが理解し、支えてくれたのです。

移住の決断

2018年、夫婦で指宿に移住したおふたりは、まず農業研修に参加。そして、有機農業の世界へと飛び込みました。2020年には、有機JAS認証を取得し、本格的に「有機農家」としての道を歩み始めました。

その後、敦さんがかつて通った浜辺の道沿いに土地を購入し、思い出の場所に『木の匙』をオープン。

宿の名前には、「暮らしの中で心地よく使える木のスプーンのように、ぬくもりある時間を提供したい」という思いが込められているそうです。

木の匙(さじ)有機農家が本業なのです

有機農家に商社マンから転職

東京でスーツを着て取引先をまわっていた敦さんが、今では畑に立って野菜を育てる日々。

慣れない農作業に最初は苦労も多かったようですが、「身体を動かすことで、心も元気になっていった」と敦さんは語ります。

夫婦で力を合わせて始めた農業。今では、スナップエンドウやニンジン、葉物野菜などを中心に、季節ごとの新鮮な作物を育てています。

農業研修で農家になる(有機JAS認証)

浦野夫妻が目指したのは、安心・安全で自然にもやさしい「有機農業」。農薬や化学肥料を使わず、土の力を活かして野菜を育てるスタイルです。

浦野敦さんが開聞岳だいこんを収穫する姿。

地域の伝統野菜「開聞岳だいこん」も栽培し、タネとりを毎年続けていくという丁寧な農業を実践。地元の人々との信頼関係も築きながら、農家としても地域に根差した存在になっています。

「開聞岳だいこん」? 私は今まで、こんなに大きな大根の品種があること。知らなかったです。

ハチャメチャな大きさですね。食べてみたい!!

また、宿の利用者に自家製野菜を提供したり、畑の見学を案内したりと、農業と観光の融合にも取り組んでいます。

木の匙(さじ) まとめ

『木の匙(さじ)』は、ただの宿ではありません。それは、浦野敦さんと良美さんの人生が詰まった、思い出と夢のつまった場所。

都会で疲れた人たちが、もう一度自分を取り戻すために訪れる場所。波の音と鳥のさえずり、やさしい風に包まれながら、心と体をリセットできる場所です。

そして、そんな場所をつくったのは、「思い出の地で暮らしたい」という一人の男性の願いと、それを受け止めた妻のやさしさ。

家族のぬくもりが宿るこの宿で、多くの人が癒され、元気を取り戻しています。

現在は7歳の息子・太一くんも一緒に、家族3人でこの地の自然とともに暮らしています。宿『木の匙』には、これからもたくさんの「人生の楽園」が訪れることでしょう。

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