「自然木工房MOKUMOKU」四万十町発・土居聡さんが紡ぐ木の温もりと人生の楽園

人生の楽園

高知県四万十町にある「自然木工房MOKUMOKU」は、50代で脱サラし木工職人へと転身した土居聡さんが営む、木の温もりあふれる工房です。

Googleマップさんより引用させて頂きました。

2025年4月26日放送の「人生の楽園」では、土居聡さんの人生の転機や、個性的な杢目を活かした手作り作品、地域との温かい交流、そして二拠点生活の魅力が紹介されました。

この記事では「人生の楽園」で描かれた土居聡さんと奥様・優子さん、そして「自然木工房MOKUMOKU」の魅力を私なりにまとめ番組の解説をさせて頂きます。

土居聡さんの人生と「自然木工房MOKUMOKU」誕生の物語

脱サラから木工職人へ「人生に悔いを残したくないという想い」

「自然木工房MOKUMOKU」は、高知県高岡郡四万十町米奥の自然豊かな地に2018年に誕生しました。
主宰するのは、61歳の木工職人・土居聡さん。

「四万十川」 日本で一番 水が綺麗な河川だと聞きますよね。
日本最後の清流とも言われています。

沈下橋が有名ですね。
ダムがない川としても最後の清流と言われる理由なんでしょうね。

自然木工房MOKUMOKU
徒歩圏内にある四万十川です。

画像の右奥には「沈下橋」が見えます。
地元の人には「当たり前」なんでしょうね。

でも、私にとっては凄~く 物珍しいのです。
『画像載せちゃったわ!』

眺めは最高! 『絶景です。』

美しい四万十川の風景と自然の豊かさを感じる場所(Googleマップ)

高知市出身の土居さんは、大学卒業後に車の販売店へ就職し、26歳で結婚、3人の子どもに恵まれます。

その後、家族を支えるために路面電車の運転士や事務職、福祉施設職員など多彩な職歴を重ねてきました。

しかし、40代後半で職場の先輩が定年後わずか3年で急逝するという出来事に直面。

「人生に悔いを残したくない」と強く思い、かねてから趣味で続けていた木工の道に本格的に進む決意を固めます。

福祉施設を退職し、作品を高知市の「日曜市」「高知オーガニックマーケット」などで販売しながらシミュレーションを重ね、ついに『自然木工房MOKUMOKU』を開業しました。

引用させて頂きました

土曜市
南国市で開催される土曜市は、高知市の日曜市に次ぐ歴史を誇ります。
土曜日の早朝から約15店程が軒を連ね、とれたての野菜や果物、海産物、手作り加工品などを売るおばちゃんたちで元気いっぱい、地元の常連客・観光客で賑います。

住所:高知県南国市大そね甲2028
(ファミリーマート南国おおそね店より西へ約270m)
営業時間:土曜日の日の出~14時

引用させて頂きました

高知オーガニックマーケット
 毎週土曜日に、高知市の「高知県立池公園」で開催されているこのマーケットは、地元で取れる安心安全なお野菜や果物、ハーブ等をはじめ、オーガニックな食材にこだわった焼き菓子やパン、またハンドメイド作家によるアクセサリーなどのクラフト品や青空の下で受けられるマッサージなど、心身を共に癒してくれる場所。

毎週土曜日: 午前8時〜午後2時(7月と8月は午前8時〜午後1時)

引用させて頂きました

日曜市
高知城のおひざもと、東西約1kmにわたって約400店が並ぶ「日曜市」。片側2車線を歩行者天国にして南北両側に店がずらりと軒を連ね、農作物や加工食品、花や植木、生活雑貨などさまざまな商品が販売されています。県内各地から生産者が集うので、他ではあまり見かけない珍しい逸品に出会うこともしばしば。

毎週日曜日(1月1日・2日、8月10〜12日を除く)
4〜9月/午前5時から午後5時まで
10〜3月/午前5時30分から午後4時まで

移住と新たな暮らしのスタート

2021年には高知市から四万十町米奥へ移住四万十川流域の美しい自然、地域の人々との温かな交流、そして思い切り作業に没頭できる環境が、土居聡さんの新たな人生の舞台となりました。

こだわりの木工品と“端材”に込める想い

一点一点手作り【年間1200点以上の作品】

「自然木工房MOKUMOKU」の最大の特徴は、すべての作品が一点ものの手作りであること。

引用させて頂きました

コップやお皿などの食器から、スツールや椅子などの家具、小物まで、土居さんは年間1200点以上もの木工作品を生み出しています。

『端材』の命を生かす「個性的な杢目(もくめ)」との出会い

土居さんが使う木材は、一般的に捨てられてしまう根や枝の付け根などの『端材』が中心。

真っ直ぐで均一な木目ではなく、自然が生み出した個性的な杢目(もくめ)を持つ部分をあえて選び、「もう一度生まれ変わらせて人々の暮らしに送り届けたい」という強い想いを込めています。

木の表情を活かした『世界にひとつ』の作品たち

木の個性を活かした作品は、どれも温かみがあり、使う人の暮らしにそっと寄り添います。

土居さんの手によって新たな命を吹き込まれた端材は、コップやお皿、スツール、椅子など、日常を彩るアイテムへと生まれ変わります。

作品を手にした人からは「木のぬくもりが伝わる」「世界に一つだけの特別な存在」と高い評価を受けています。

四万十町と高知市、二拠点生活のリアル

土居さんの暮らしは、四万十町の工房と高知市の「土曜市」「日曜市」を行き来する二拠点生活。

平日は自然に囲まれた工房で黙々と制作に打ち込み、週末になると高知市のオーガニックマーケットや日曜市に出店。県内外から訪れるファンやお客様と直接ふれあい、作品の魅力や木の温もりを伝えています。

引用させて頂きました

家族との時間も大切に「優子さんの支え」

出店を終えた後は、高知市の自宅で妻・優子さんの手料理を味わい、夫婦水入らずの時間を過ごすのが土居さんの至福のひととき。家族の理解と支えが、土居さんの挑戦と充実した暮らしを支えています。

四万十町での暮らしの魅力

四万十町での暮らしについて土居さんは「自然に囲まれ、鳥のさえずりや子供たちの声に癒されながら作業できる環境がとても気に入っている」と語っています。

近所の商店での井戸端会議や、工房の軒先での地域の子どもやお年寄りとのふれあいも、日々の大切な楽しみです。

地域との交流と「人生の楽園」的暮らし

地域に根ざした「くつろぎスペース」と交流の輪

「自然木工房MOKUMOKU」には、作品を展示するギャラリーや、地域の人々が気軽に立ち寄れるくつろぎスペースも設けられています。

地元の商店のお母さんたちとのおしゃべりや、野菜やお菓子のお裾分けなど、思いやりの連鎖が日常の中に根付いています。

Googleマップさんより引用

「思いやり」が作品にも宿る「贈り物に込める心」

土居さんは「相手を喜ばせたい」という思いやりを大切にし、作品にもその心を込めています。例えば、作品を宅配で送る際には、四万十町の名物「米粉ローネ」を添えるなど、温かい気遣いが光ります。

「人生の楽園」で描かれた理想の暮らし

2025年4月26日放送の「人生の楽園」では、土居さんの人生の転機や木工職人としての挑戦、家族や地域との交流、そして自然豊かな四万十町での充実した暮らしは私から見ても羨ましいです。

「自然木工房MOKUMOKU」土居聡さん まとめ

『人生の楽園』2025年4月26日放送回では、自然木工房MOKUMOKUの木工職人・土居聡さんの挑戦と暮らしが描かれました。

50代で脱サラし、人生をかけて選んだ「木工職人」という道。端材に命を吹き込み、年間1200点以上もの作品を生み出す情熱。四万十町の地域に根付きながら、夫婦で支え合い夢を実現していく姿は、とても素敵に見えました。

「人生に悔いを残したくない」と一歩踏み出した土居さんの生き方は、私たちにも「今からでも遅くない」「自分らしい人生を生きよう」と前向きな気持ちを与えてくれます。

自然木工房MOKUMOKUのぬくもりある作品と、それを生み出す人間らしい営み。これからも多くの人の暮らしを、そして心を、優しく支えてくれると思います。

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