2025年6月7日放送の『人生の楽園』では、京都府南丹市美山町にある一棟貸しの古民家宿「カーサ美山(CASA MIYAMA)」が紹介されます。
スペインから移住した写真家夫妻、森本徹さんとティナ・バゲさんが営むこの宿は、美しい日本の田舎風景と手作りの空間が魅力。
今回は「カーサ美山」の場所や特徴、そしてお二人の出会いや夢の実現についてくわしく紹介します。

京都府南丹市「カーサ美山(CASA MIYAMA)」の場所は?
カーサ美山(CASA MIYAMA)は、京都府南丹市美山町高野元風呂にあります。
静かな山あいの集落にあり、四季折々の自然を感じられる場所です。
カーサ美山(CASA MIYAMA)を地図で確認

大阪・神戸・京都辺りからは、とっても近い場所ですね。
カーサ美山(CASA MIYAMA)の基本情報
宿泊施設名: カーサ美山(CASA MIYAMA)
住 所 : 京都府南丹市美山町高野元風呂7
電話番号 : 070-4414-5543
タ イ プ: 築115年の古民家一棟貸し宿
収 容 人 数: 8名(8名以上は要相談)
駐 車 場: 2台(3台以上は近くの無料駐車場を案内)
チェックイン:15:00~
チェックアウト:~10:00
料 金 : お一人様19,800円(税込)~
アクセス
カーサ美山は、京都市中心地から車で約1時間15分、大阪からは約1時間30分、神戸からは約1時間50分ほどで到着します。
最寄りの「道の駅美山ふれあい広場」からは車で約11分、「かやぶきの里」からは車で約21分です。
公共交通機関を使う場合は、JR日吉駅から南丹市営バスで約60分「栃原」下車、徒歩2分です。希望すれば「宮脇」バス停まで送迎もあります。
南丹市カーサ美山(CASA MIYAMA)はどんな宿?
古民家一棟貸しの宿


カーサ美山は、築115年のかやぶき古民家をリノベーションした一棟貸しの宿です。
1日1組限定なので、家族や友達同士でゆったりと過ごせます。
日本庭園を望む縁側や、信楽焼の浴槽がある露天風呂、青森ヒバの香りが広がる内湯ヒノキ風呂など、伝統と現代の快適さが調和した空間です。

心安らぐ日本の古民家の雰囲気が魅力的です。
また、囲炉裏テーブルや薪ストーブ、掘りごたつなど、昔ながらの日本の暮らしを体験できます。
スペインや北欧から集めた家具もアクセントとなり、和と洋が美しく調和しています。
宿の名前「カーサ」の由来は
「カーサ」はスペイン語で「家」という意味です。
森本さん夫妻はスペインでの暮らしの経験から、「家」は単なる建物ではなく、心が安らぐ場所だと考えています。
カーサ美山は、訪れる人が心からくつろげる「第二の家」となることを目指しています。
森本さん夫妻にとって、「カーサ」とはただの建物ではありません。
「カーサ」とは心が安らぐ場所。
人が「生きている」と実感できる場所のこと。

都会では便利な生活が送れる一方で、自然の中で心からリラックスできる時間が失われがちです。
スペインでは、田舎に「カーサ・ルーラル(一棟貸しの家)」を借りて、週末にゆっくり過ごす文化があります。
観光地でなくても、そこで過ごす時間そのものが目的なのです。

現代的な快適さが融合した空間
カーサ美山も、そんな「心を休める時間」を提供するための場所。
訪れる人にとって、第二のふるさとのような場所になることを願って作られました。
カーサ美山(CASA MIYAMA) SNS
写真家夫妻の綺麗な写真が盛りだくさん。
この記事を執筆する時、見入ってしまいました。
ウェブサイト:カーサ美山公式サイト
Instagram:カーサ美山Instagram
カーサ美山オーナー夫妻
森本徹さん、ティナ・バゲさんの馴れ初め
森本徹さん(53歳)は兵庫県出身で、大学卒業後アメリカでフォトジャーナリズムを学び、ニューヨークタイムズでインターンを経験。その後、世界各国を飛び回るフリーカメラマンとして活動していました。
一方、ティナ・バゲさん(50歳)はスペイン出身のフリーカメラマン。友人の紹介で出会い、2004年からスペインで同棲を始めました。
二人は写真集制作のため、1年間キャンピングカーで日本全国を巡った経験があります。その旅の中で、日本の田舎の美しさ、日本人の美意識が息づく風景に心を奪われ、「日本の原風景を写真で伝えたい」と思うようになりました。

京都府南丹市美山へ移住したきっかけは?
スペインで暮らしながら、日本で古民家を探し続けた二人。
宿ができる古民家と住居、写真の作業場となる蔵がそろった物件を探すのはとても大変でした。
あきらめかけていたとき、理想にぴったりの古民家に美山で出会い、2019年に日本へ移住。
築100年以上の古民家を自分たちの手で改修し、2020年6月に「カーサ美山」をオープンしました。
カメラマン夫妻の画像を紹介
カーサ美山(CASA MIYAMA)の姿
カーサ美山は、苔むす日本庭園を望む縁側が良いです。

伝統的な和室、囲炉裏テーブルのあるダイニング、薪ストーブ付きのリビングなど、昔ながらの日本家屋の趣を残しつつ、快適に過ごせる工夫がいっぱいです。

露天風呂やヒノキ風呂もあり、どちらからもライトアップされた蔵や庭園を眺めることができます。
カーサ美山(CASA MIYAMA)周辺の姿
美山町は、深い山々と清流に囲まれた自然豊かな場所です。

夜には星空が広がり、川のせせらぎや鳥の声が聞こえる静かな環境です。
近くには「かやぶきの里」や「道の駅美山ふれあい広場」など、観光や自然体験ができるスポットもたくさんあります。
カーサ美山(CASA MIYAMA) まとめ
「人生の楽園」で紹介される「カーサ美山(CASA MIYAMA)」について、たくさんの情報をお伝えしてきました。最後に、この素敵な古民家宿の魅力を、もう一度まとめたいと思います。
都会の喧騒を離れて「生きている」自分を感じられる場所
森本徹さんとティナ・バゲさんは、「家(カーサ)」とは、心安らぐ場所や空間のことだと教えてくれました。
私たちは忙しい都会で生活していると、ふと「自分は本当に生きているのかな?それとも生かされているのかな?」と感じることがあります。

そんな時、「カーサ美山(CASA MIYAMA)」のような、ちょっと不便な田舎にある古民家宿に滞在することで、自然の中で「生きている自分」を感じられるでしょう。
川のせせらぎを聞いたり、鳥の声に耳を傾けたり、満点の星空を眺めたり…。「カーサ美山(CASA MIYAMA)」は、あなたの心が安らぎ、本当の自分を取り戻せる、そんな場所なんです。
写真家夫妻が心を込めて再生した築115年の古民家宿
「カーサ美山(CASA MIYAMA)」は、森本徹さんとティナ・バゲさんという二人の写真家が、世界中を旅して出会い、日本の田舎の素晴らしさに魅せられて、心を込めて作り上げた古民家宿です。

築115年という長い歴史を持つこの古民家を、彼ら自身の手で丁寧に修復し、日本の伝統的な美しさを残しつつ、現代の生活に合うように工夫を凝らしました。
スペインや北欧の家具が日本の古い家と見事に調和した空間は、まさに彼らの感性が光る場所です。


そして、オーナーご夫婦が写真家だからこそできる「縁側ポートレート」や、地元の食材を使った美味しいお料理など、ここならではの特別なおもてなしが、訪れる人々に忘れられない思い出を与えてくれます。
日本の原風景と異文化の融合を体験できる唯一無二の古民家宿
「カーサ美山(CASA MIYAMA)」は、日本の原風景が残る京都府南丹市美山町という美しい場所にあります。ここでは、季節の移ろいとともに咲き誇る草花や、川のせせらぎ、鳥のさえずりなど、五感で自然を感じることができます。
さらに、スペイン出身のティナさんと、日本出身の徹さんという国際的なご夫婦が営んでいるからこそ、日本の伝統文化の中に、スペインの温かいおもてなしの心が融合した、ここでしか味わえない独特の雰囲気が生まれています。
まるで海外にいるような感覚と、日本の懐かしい田舎の風景が同時に楽しめる、そんな唯一無二の古民家宿、それが「カーサ美山(CASA MIYAMA)」なのです。
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