2025年6月14日放送の「人生の楽園」で紹介される、長野県木島平村の「パン工房◯(まる)」について、場所や基本情報、店主・宮田伸也さんの人生ストーリー、人気のパンや移動販売の様子まで、やさしくわかりやすくご紹介します。
地元食材にこだわった焼きたてパンと、地域に愛されるお店の魅力をたっぷりお届けします。
パン工房◯(まる)の場所は?
パン工房◯(まる)の場所は?地図で確認

パン工房◯(まる)は、長野県下高井郡木島平村にあります。
静かな村の中にある、あたたかい雰囲気のパン屋さんです。
お店の住所は「長野県下高井郡木島平村穂高3131-15」です。
お店の前には2台分の駐車場もあるので、車で来ても安心です。
地図で見ると、木島平村の中心部にあり、周りには自然がいっぱい。
近くには木島平村役場や地元の学校もあります。
山や田んぼに囲まれたのどかな場所なので、ドライブの途中に立ち寄るのもおすすめです。
パン工房◯(まる)の基本情報

店名:パン工房◯(まる)
住所:長野県下高井郡木島平村穂高3131-15
電話番号:090-9664-4922
営業時間:下記参照
火曜日・水曜日・金曜日:朝6時30分からお昼3時まで
6:30 ~ 8:00 朝の移動販売(水曜日/飯山市常磐)
12:00~13:30 移動販売(火曜農林高校/水曜木島平村役場/金曜里山の家)
土曜日:朝10時からお昼3時まで
こちらは、パンが売り切れたらお店が閉まってしまいます。
土曜日は特に人気なので、早 めに行くのがおすすめです!
定休日:日・月・木曜、ほか不定休あり
駐車場:2台
パン工房◯(まる)はどんなお店?
お店の名前「◯(まる)」の意味は?
「パン工房◯(まる)」という名前には、いくつもの思いが込められています。
- 地球にやさしい「まる」
- 体にやさしい「まる」
- 食べものをムダにしない「まる」
- 地域の良さをまるごと活かす「まる」
- 循環型の社会を目指す「まる」
この「まる」には、たくさんの『やさしさ』と『つながり』の願いがこめられているんですね。
パンの種類はどんなものがあるの?
火・水・金曜日には、朝食にぴったりな「バタール」や「食パン」、具材たっぷりの「調理パン」など約30種類のパンが並びます。

そして土曜日になると、クロワッサンやデニッシュ、窯焼きピザが登場!
注文を受けてから焼くピザは11時から注文OK。
地元産の小麦粉や卵、野菜を使ったパンは、体にもやさしくてとってもおいしいです。

移動販売も大人気!
宮田さんは、お店だけでなく移動販売も行っています。
- 火曜日の昼:長野県下高井農林高等学校
- 水曜日の朝:飯山市常磐大倉崎
- 水曜日の昼:木島平村役場
- 金曜日の昼:木島平村「里山の家」



地域の方々の元に焼きたてパンを届けてくれる、嬉しいサービスです。
SNSもチェック!
Instagramでは、美味しそうなパンの写真や営業情報を発信しています。
お店のホームページ : Instagramは こちら です。
焼き上がりの時間や限定メニューのお知らせなどもあるので、フォローしておくと便利ですよ。
パン工房◯(まる)のオーナー・宮田伸也さんの歩み

宮田伸也さんと奥さまとの出会い
宮田さんは、神奈川県横浜市の出身です。大学卒業後、中学校の社会科の先生として長野県で働き始めました。
最初の赴任先は千曲市内の中学校。そこで出会ったのが、近くの小学校で働いていた敦代(あつよ)さんです。27歳で結婚し、2人の子どもにも恵まれました。
夫婦で教員として頑張りながら、家族みんなで木島平村にマイホームを建て、幸せな日々を過ごしていました。
奥さまとの悲しい別れ
けれど、その幸せは突然の悲しみに包まれます。
家を建ててわずか3年後、奥さま・敦代さんに脳腫瘍が見つかりました。
病気がわかってから、わずか3ヶ月で敦代さんは40歳という若さで旅立ちました。
宮田さんは、残された子どもたちのために、敦代さんのご両親の助けを借りながら必死に育て上げました。
長男・共也さんは東京の大学に、長女・幸実さんは奈良の大学に進学し、それぞれ自立していきました。
パン職人としての新しい人生
子どもたちが巣立ち、宮田さんはふと、「このまま教員を続けていいのだろうか?」と自分に問いかけました。
「張り合いがなくなってしまった。ならば、残りの人生で新しい挑戦をしてみよう」と思い立ち、昔から憧れていた「職人」の道へと踏み出しました。
48歳で教職を辞め、パン作りの専門学校に通って調理師免許を取得。
その後も長野市や東京で修行を重ね、ついに55歳で「パン工房◯(まる)」を開店しました。
パン工房◯(まる)まとめ

地元の人々と心温まる交流が生まれています。
人とのつながりを大切にするパン屋さん
「パン工房◯(まる)」には、パンの香りと一緒に人のあたたかさがあふれています。
パンを買いに来るのは、地元の人や昔の教え子たち。
宮田さんの人生に共感し、応援したくなる気持ちが自然と生まれます。
一つひとつのパンに込められた“まる”の思いが、食べる人の心をほんわかと温めてくれます。
これからも地域に愛されるお店へ
人生の折り返し地点から、新しい夢に向かって走り出した宮田さん。
悲しみを乗り越え、再び歩き出すその姿は、見る人すべてに勇気を与えてくれます。
これからも、「パン工房◯(まる)」は木島平村の小さな希望の灯として、多くの人を笑顔にしてくれることでしょう。
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