筑波大学櫻井武教授の年齢・経歴を調査。櫻井武教授は「食欲・睡眠・脳科学」を研究され特にホルモンの中に含まれる「レプチン」と言う物質が体重を一定に保ってる特別なホルモンだと考え「食欲抑制・リバウンド・別腹」について語られると思います。一般論も含めて深く調べてみました。
櫻井武教授の年齢・出身地・ご家族
氏 名 : 櫻 井 武 (さくらい たけし)
生年月日 : 1964年5月17日(60歳還暦)
出 身 地 : 東京都
ご 家 族 : ご結婚はされている様です。
お 子 様 : 未公開
櫻井武教授の経歴
・1989年 筑波大学医学部卒業
・1993年 筑波大学大学院 医学研究科博士課程卒業
・1993年 日本学術振興会特別研究員 研究員
・1993年 筑波大学基礎医学系 講師
・1999年 筑波大学基礎医学系 助教授
・2004年 筑波大学大学院人間総合科学研究科 助教授
・2007年 筑波大学大学院人間総合科学研究科 准教授
・2008年 金沢大学 医薬保健学総合研究科 教授
・2016年 筑波大学 医学医療系 教授現在に至る
・現 在 医師、医学博士。筑波大学医学医療系教授
国際統合睡眠医科学研究機構教授
櫻井武教授の受賞履歴
1998年 第4回国際神経内分泌学会優秀論文賞
受賞対論文【1998年「オレキシンの生理機能の解明」】
2001年 つくば奨励賞
2009年 第14回安藤百福賞大賞
2012年 第65回中日文化賞
2013年 文部科学大臣表彰科学技術賞
2017年 第2回塩野賞
2021年 第32回つくば賞
櫻井武教授について、調べてみると、多くの分野に渡り研究されてる方なんだなーと思いました。脳から分泌される物質と睡眠・食欲などの欲求がどう関係してるのか?この辺りが特に専門分野です。
櫻井武教授の食欲を抑える㊙食事法について
・「食欲」と「空腹」は別物。食欲 ≠ 空腹 なのです。
・「食欲」は「何か食べたい」と思う感情で有って、心の話なのです。
・「空腹」は、お腹の中に「消化される物が無い状態」を意味します。
・「食欲」は、感情 ➡ 心 ➡ 脳の問題 ➡ 脳が作り出す欲求
・脂肪細胞から分泌され、「食欲」と「体重」の制限に絶大な機能果たすホルモン「レプチン」
・この「レプチン」は体重を一定に保つためのホルモンであり、食欲を抑える作用が有る。
・又、代謝もコントロールして自律神経や内分泌系を制御しているんです。
・「食欲」をコントロールしてるホルモンそれが「レプチン」なのです。
一般論として、「レプチン」は、食欲を抑えるホルモンです。体脂肪が多い人ほど「レプチン」は多く分泌されます。「お腹が一杯!」と教えてくれるホルモンなので、満腹ホルモンとも言われています。
しかし「レプチン」は、体重を一定に保つためのホルモンですから、普通に食べたら普通にお腹が一杯になるまで食べる事になると思います。ですから「レプチン」が早期に分泌され「お腹が一杯!」と早く感じる食べ方が理想です。
・食事の約30分前に適量の水分を摂る食事の約30分前に適量の水分を摂る
・食事を始める前にコップ一杯の水を飲むと満腹感(食事制限)を得ることができる
・見た目の量を増やすことでも人は満腹感を感じる(視覚から脳に作用させる)
・ゆっくりとよく噛んで食べる(20分以上が好ましい)早食いは良くない
・一度に急いで大量の食事を摂る様な事をしない。
・満腹感は食べた物の量だけで決まらない(食事をゆとりを持った楽しい時間にする)
・「レプチン」の作用を緩やかに変える手段として「適度な運動と睡眠」は大切
櫻井武教授のリバウンドしてしまう理由
・消費カロリーよりも摂取カロリーの方が高い状態が日常的に続いている。
・先ほど説明したホルモン「レプチン」に逆らってダイエットしてきたから。
(体重を一定に保つホルモン「レプチン」・・・一定に保たない行為をする)
・「レプチン」分泌のルールは、急激には変わらない(時間を掛けなきゃ変わらない)
太ってる方は、元々「レプチン」の作用が弱く正常な体重に保つ力が弱い状態になっている。だから、太ったんだと考えると、ダイエットは、作用が弱いながらも一定体重(太った状態)を保って来た「レプチン」の作用を虐める行為をした事になる。脳の作用で脂肪細胞から分泌された「レプチン」はダイエット前の体重に戻ろうと作用すると考えられます。
無理にダイエットを試みても、「レプチン」の作用は簡単に変わらない。「一時的な物」になる事が多いと考えます。短期間で体重が減ると、「生命の危険にさらされている」と脳が勘違いし、体重を元に戻そうとします。
・ダイエット中を含め過剰な運動や食事制限をしない(ゆっくり時間を掛けて)
・筋肉量を落とさない(筋肉量を意識する ≒ 基礎代謝量を意識する)
・体重にこだわらない(実際の体重より見た目を意識する ≒ 理想の体型を意識)
・正しい身体のコントロールが出来る様しっかり寝る(睡眠時間を確保)
・ダイエットは生活習慣を変える事(食事・適度な運動・睡眠)
櫻井武教授の別腹は存する?
「別腹」は、脳から分泌される「オレキシン」が作用し胃や腸の動きが活発になり、胃の内容物を十二指腸へと送り出す事で、胃に余裕が出来て食べられるようになります。 この余裕が「別腹」の正体です。
脳から分泌される「オレキシン」別腹を生み出す前・・・。満腹状態であると作用してる「レプチン」が問題(邪魔なんです)なんです。しかし、満腹状態だと脳で思っていても、「好物(デザート)」などを見て(考えて)視覚から脳に伝えると、その「レプチン」の分泌量が減って代わりに「オレキシン」が作用するんです。2種類の作用は、脳から出てるんです。満腹状態の感情が脳の作用で減少して食べたい(食べられる)と思う気持ちに変わります、「オレキシン」によって「別腹が」生まれます。すべての作用は脳から出てます。
櫻井武教授の「食欲」「リバウンド」「別腹」まとめ
・全ての現象は体内の分泌物から「脳」が作用して引き起こしてる現象(行動?)
・自分自身が考えたり想像しても「脳」は作用する。
・「レプチン」聞き慣れない単語ですが「食欲」「リバウンド」「別腹」全てに関係します。
櫻井武教授は、脳科学者だと思いますが、睡眠学者(脳が睡眠をコントロールしている)です。今回は「食」についてまとめましたが、睡眠についても機会が有れば調べてみてください。『人工冬眠を動物に実現するための宇宙デバイスの研究開発』もされて見えます。
櫻井武教授は、書物の中で語ってます。「食」という字は、「人」を「良」くすると書く。空腹でイライラした気分も、食べればおおらかになる。ヒトにとって「食」とは、精神と密接に結びついたものである。・・・のんびり楽しく食べましょう。
コメント